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いろいろ嵐 〜短・中編小説~

第2章 風邪 ~二宮×相葉〜

日が傾いてきた頃、目が覚めるとベッドに突っ伏して寝てる雅紀がいた

記憶が曖昧であまり覚えてないけど俺「傍にいて」って言った気がする…
今思うとすごい恥ずかしい…


本当に傍にいてくれた雅紀
我が儘言ったのに文句1つ言わなかった

ちょっと伸びをすると雅紀が目を覚ました

雅「ん……ン…俺、寝ちゃった…?」

目を擦りながらゆっくり俺を見る

目が合うと一気に眠気が覚めたのか「和!大丈夫?俺がわかる?」って

和「わかるよ…」

雅「あぁよかった……すごい熱だったから…飯は…食ってないよね?」

和「うん……」

全く食欲なかったし怠過ぎて何もしたくなかったから水以外口にしていなった

雅「だよね…何か作るから台所貸して?」

和「……いらない…」

雅「少しでも食べないと…ね?和…」

雅紀が今日初めて困った顔をした




あ、今俺迷惑かけてるんだ…

和「……ごめん」

雅「ん?何で謝るの?」

だって俺のせいで遊べなくなったし、我が儘いっぱい言ったし、今も困らせてるから…

嫌われたかもしれない
そう思うと視界がぼやけてきた



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