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いろいろ嵐 〜短・中編小説~

第2章 風邪 ~二宮×相葉〜

雅「和…俺はすごく嬉しかったよ?メールじゃなくて電話してくれたのも嬉しかったけど、頼ってくれたことが一番嬉しかったの。和、全然俺に頼ってくれないじゃん?何でも1人で解決しようとしてさ」

雅紀が嬉しいって言っている意味がわからなかった

和「だって…迷惑じゃん…」

雅「確かに何でもかんでも頼ってきたら俺も迷惑って思うかもしれない。でも和の場合は頼らなさ過ぎなの。大丈夫?って聞いても大丈夫の一点張り。それでも聞こうとしなかった俺も悪いんだけどさ…」

和「そんなことないよっ!!」

雅「…和?」

勝手に大きな声が出ていた
だって雅紀はなんにも悪くないのに自分を責めるから…

和「雅紀は何も悪くないよ…悪いのは……」

雅「和…ありがと」


俺の言葉を遮る雅紀

雅「でも今自分のこと責めようとしたでしょ…そういうところ、和の悪い癖だよ?自分で何でも解決しようとするところ。んで今回みたいにパンクしても頼らないところ。俺和の彼氏だよ?もっと頼ってもいいんだよ?そんなに俺頼りない?」

俺は必死に首を横に振った
ちょっと頭クラクラしたけど…

雅「じゃあもっと俺を頼って?和が頼り過ぎたかも、我が儘言い過ぎたかもって思うぐらいがちょうどいいんだよ」


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