テキストサイズ

いろいろ嵐 〜短・中編小説~

第2章 風邪 ~二宮×相葉〜

俺は今まで何でも1人でやってこれると思ってた
実際やれてこれてたし、好きな人の前ほど自分の弱いところを見せたくなかった
だから雅紀に対してはずっと強がってた

でもそれが雅紀を傷つけてるとは思わなかったんだ…

そう思うと涙が出てきた



雅紀が「泣かないの」と言って俺を抱きしめてくれる

和「俺……」

雅「謝らないで?これから俺を頼ってくれればいいからさ。俺、ツンデレ和も大好きだけど頼ってくれる和はもっと好きだな♪」

体を離しながらすごい笑顔で言ってくるからこっちが恥ずかしくなる…

和「……わかった…これからはちゃんと…頼ります…」

口に出して宣言することでもないし、なんか敬語になっちゃったし…

雅「なんで敬語?(笑)…ここまで言っといてなんだけど無理して頼ろうとしなくてもいいからね?そんなすぐには変われないし…」

和「ううん…ちゃんと話すよ。今まで雅紀傷付けてたから」

雅「…そっか……ありがと和」

和「こちらこそ…ありがと♪」

両手を伸ばすと雅紀が微笑んでぎゅって抱きしめてくれる





ストーリーメニュー

TOPTOPへ