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いろいろ嵐 〜短・中編小説~

第3章 保健の先生 ~大野×松本~

ここで「そうなんです!」なんて嘘言ったってもう意味無いし、どうせ終わるのならこの際しっかりさよならしたい…

智「俺の……持ち物です…あの……気持ち悪くてすみません……もう絶対ここには来ないんで……」

写真を取り返すことは諦めて立とうとするが先生の手が離してくれない

智「手……離してください…」

潤「智って本当に俺のこと好きだよね(笑)」


完全にバレた
呆気ねー(笑)


智「すみません……男なのに…もう合わないよう気をつけるので……」

だんだん松本先生の顔が歪んでいく

潤「そんな、泣くなって(笑)俺別に気持ち悪いとか思ってないし、すげー嬉しいよ?だからもう会わないとか言うなって…俺は智に会いたいなー。可愛い顔してるし、次どんな行動するのか読めないからホント小動物みたいで見てて楽しい(笑)それにずーっと前から俺に好意を抱いてるの知ってたからね?」


途中の小動物の話は聞かなかったことにして、ずっと前から知ってたって…嘘でしょ……?

潤「智ってめっちゃわかりやすいね(笑)半年前くらいかな…気付いたの」

本当に結構前だった…
俺そんなバレるようなことしたっけ?
今日まで直接関わってきたことないからどこでバレたのかわからない





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