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いろいろ嵐 〜短・中編小説~

第3章 保健の先生 ~大野×松本~

潤「まぁ俺と直接関わったことないから智はわかんないかもだけど、俺はすぐ気付いたな(笑)智、お前授業中ずっと俺のこと見てるだろ。休み時間なんて窓に手ついてずーっと。気付いてないと思ってた?(笑)」


声なんて出るはずない
ただ先生の目をそらさずじっと見ることしか出来なくて

絶対バレてないと思ってたから
バレちゃいけなかったから

潤「智の席から俺が見えるってことは、俺から智のこと見えるんだよね(笑)ずっとこっち見てるから授業中怒られてたろ。何度か見たぞ(笑)女子の相手してるとき視線感じてちらってそっち見たらすげー悲しそうな顔するからわかりやすいなーって。でも写真は気付かなかったな(笑)」


どんどん顔が熱くなってくのがわかる
もう頭から蒸気出そう

潤「今日ふとグランウンド見たらちょうど智のクラスサッカーやってて、俺智がボール顔面キャッチするとこ見てたんだよね(笑)」


超恥ずかしいところ見られてるし…
もう消えたい…
穴があったら今すぐ入って蓋閉めて引き篭もりたい…

もう目を合わせるのもしんどくなって先生の胸に頭をつけた
めちゃいい匂いする…


先生は俺の腰に手を回してぎゅってしてくれる






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