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いろいろ嵐 〜短・中編小説~

第3章 保健の先生 ~大野×松本~

この男に堕ちない人なんているのだろうか
でも今ままでの子にもこうやって抱きしめてたんだろうな…
俺が女に生まれれば周りの目とか気にせず先生に恋できたのに…

潤「それで結構血出てたから様子見に行こうと思ったけど、さっきの友達がこっちに連れてきそうだったから待ってた。保健室行くのめちゃめちゃ嫌がってさ、あれは笑ったわ(笑)」

なんだか泣けてきたよ…恥ずかし過ぎて……

潤「やっと来たと思ったらずーっと友達の後ろに隠れてさ、超可愛かったよ(笑)友達いなくなると異国の地に独り残された子供みたいにビクビクして。ずっと遠目で見てて可愛いなと思ってたけど真近で見てもやっぱ可愛い顔してるね(笑)」


こうやって堕としていくんだ…
俺が可愛いはずない
ストーカーみたいなことしてるし、かっこ悪いところしか見せてない

俺を抱きしめたまま腹筋だけで起き上がる松本先生
こんなちょっとしたことでも俺の心臓はばくばく鳴る

向かい合わせで座ってる状況
相変わらず顔は上げれず先生の胸に埋まってる

潤「本当に可愛いなぁおい(笑)初めてだよ、見た目も中身も可愛い子に会ったの。いやーそんな子絶対いないと思ってたのに超近くにいたなぁ…守ってあげたくなるね(笑)」





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