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いろいろ嵐 〜短・中編小説~

第3章 保健の先生 ~大野×松本~

そんなこと言われるとさらに好きになっちゃうじゃん…
もう先生のこと忘れようと思ってたのに…
これじゃあ絶対忘れられないよ…
そうやって俺を苦しめてさ…
酷いよ先生…

そっと先生から離れる
笑顔で「真っ赤っか♪」って言ってくるからさらに赤くなる

押し倒しちゃったことをまだ謝っていなかったことに気付き頭を下げる

智「……あの…すみません……身体大丈夫ですか?」

潤「え?何が?」

智「さっき……倒しちゃって…すごい音したから……」

潤「今頃(笑)大丈夫大丈夫、全然痛くなかったよ。てか智軽すぎ。ちゃんと毎日3食食ってる?」

智「友達にも言われました…ちゃんと食べてますよ…?」

潤「食ってるっつっても白米3口とかだろ。もっとしっかり食わないと、1番成長する時期なんだから。これ逃すともう大きくなれないぞー」

子供をあやすみたいに頭を撫でてくる
その手が温かくて気持ちよかった

潤「…そうだ、これから昼飯はここで食え。」

智「…え?そ、それはちょっと…」

まさかの提案だった




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