テキストサイズ

いろいろ嵐 〜短・中編小説~

第5章 ホラー番組 櫻井×二宮

明日は2人とも昼からだから少しぐらい夜ふかししてもいいよね?

翔「えー本当に見るの?もう寝ようよー…」

和「絶対今日見るの!」


翔ちゃんがホラーだめなのはずっと前から知ってる

しっかりしてる翔ちゃん、おバカな翔ちゃんとかいろんな翔ちゃん見たことあるけど、ガチで怯えた翔ちゃんはまだ見たことないんだよね…

怯える翔ちゃんはすごい興味あるからこの番組録画したの

別に俺Sではないからね?


なかなか隣にこない翔ちゃんを俺から迎えに行き、無理矢理ソファに座らせた

翔「……本当に見るの?」

和「見るの」

すでに若干怯えてる翔ちゃんが可愛すぎる…

俺もホラーは得意じゃない

どちらかというと嫌いな方

あんなん見て何が面白いんだか…

でも俺よりも絶対怖がる翔ちゃんを見てればすぐ終わるだろうし、そこまで怖くないと思ってる

子ども騙し程度…?


そんな余裕をかまして再生ボタンを押す

和「翔ちゃん寝ちゃだめだからね?」

翔「つかニノもそんなにホラー得意じゃないよね?なんでホラー嫌いな2人がホラー見るの?おかしくない?」

和「翔ちゃん」

翔「…………」

焦ると声のボリュームが上がって早口になる翔ちゃんを黙らせてテレビに集中させる

怯える翔ちゃんを想像するだけで口元が緩みそうだよ…









ストーリーメニュー

TOPTOPへ