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いろいろ嵐 〜短・中編小説~

第5章 ホラー番組 櫻井×二宮

和「…それでご機嫌取ったつもり?」

翔「ニノ。俺ね、もうニノが嫌がってるのに無理矢理抱くのはやめようと思ってさ。ニノにすごい負担かけるし、嫌われると思ったから。それに気付くのが遅すぎてさ…本当にごめんな?毎日仕事辛かったろ」

子どもに言い聞かせるようにゆっくりと語りかける

ニノの手が離れて俺のTシャツの端を掴んだ

声は発してないけど嗚咽が漏れてるよ…

翔「…ニノ?」

和「いきなり……いきなりいい男ぶるなよ!わけわからなくなるじゃん!俺の体気遣うとか…俺の知ってる翔ちゃんじゃない!」

ニノから見る俺ってそんなダメ男なの…?

まぁこれまでのこと振り返ったら普通そうなるか…

翔「本当に悪かったよ…それとも前の無理矢理の方がよかった?(笑)」

和「…………」

…ん?

あの…冗談で言ってみたんですけど…

翔「……ニノ…?」

顔を見ようとサイドランプを付けニノの頬を軽く触り上を向かせる

そこには顔真っ赤のニノが

翔「え……ホント…?」

和「…っ!翔ちゃんのばーーか!!」

俺の手を振りほどき布団の奥へと潜っていったニノ

なんだ……そういうプレイ好きだったのね…

多分そうさせたのは俺だ…

なら責任取らないと♪








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