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いろいろ嵐 〜短・中編小説~

第5章 ホラー番組 櫻井×二宮

和「…………なんで……?」

震えに震えまくったニノの声

ただただ可愛い…


偶然接続が悪くなっただけだろう

俺の部屋でもたまに消える

でも今のニノにこの追い打ちはないわ(笑)

和「ねぇ……なんで…?なんでよ……っ…」

あぁついに泣いちゃった…

溢れ出す涙も拭かずただひたすら「なんで」を繰り返すニノ

翔「もう寝よ。着替えは明日にしてこっちおいで」

いつもだったら必ず着替えさせるが、もう寝かせた方がいいだろう

ニノも気持ち悪いとかそれどころじゃないだろうし…

大人しく俺の横に横たわりピッタリとくっついてくる

そんな小動物みたいなニノを抱き寄せ背中をぽんぽんする

胸元がだんだん温かくなっていく

翔「これは悪い夢」

和「…………ん…」

ほぼ聞こえなかったが、多分頷いてくれたと思う

ニノが深い眠りにつくまでそう時間はかからなかった

震えが収まるまでひたすら背中をさすってやった










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