
いろいろ嵐 〜短・中編小説~
第6章 遭遇 〜相葉×松本〜
潤「……ごめん…」
雅「いや、謝るのは俺のほうだよ…もっと早く気づければ隠れられたのに…」
どうして雅紀が謝るの?
俺が全部悪いんだよ?
俺が登山に誘わなければこんなことになんなかった…
もっと俺がしっかりしてれば…
そもそも俺と付き合うのが間違えだったんじゃ…
雅「……っ!……潤!」
思いっ切り腕を引っ張られ現実に引き戻される
怒っているのに辛そうな声
雅「いい?絶対に目を合わせちゃダメ。そのままゆっくり後ろに下がって」
そう言って俺の手を握ってゆっくり後ろに下がっていく
大きな影の方が歩くスピードが早く、このままだと追いつかれてしまう
それでもゆっくり下がる雅紀
雅「…ねぇ潤くん。俺といて楽しかった?」
……え?
潤「……な……なん…で?」
雅「…あんま俺の前で笑ってくれなかったからさ…他に好きな人がいたんじゃないじゃかって思って…ほら、潤くんは優しいから俺の告白が断れなくて嫌なのに付き合っちゃって…嫌いなのに俺が悲しむから別れ話が切り出せないのかなって…」
潤「…………」
雅「いや、謝るのは俺のほうだよ…もっと早く気づければ隠れられたのに…」
どうして雅紀が謝るの?
俺が全部悪いんだよ?
俺が登山に誘わなければこんなことになんなかった…
もっと俺がしっかりしてれば…
そもそも俺と付き合うのが間違えだったんじゃ…
雅「……っ!……潤!」
思いっ切り腕を引っ張られ現実に引き戻される
怒っているのに辛そうな声
雅「いい?絶対に目を合わせちゃダメ。そのままゆっくり後ろに下がって」
そう言って俺の手を握ってゆっくり後ろに下がっていく
大きな影の方が歩くスピードが早く、このままだと追いつかれてしまう
それでもゆっくり下がる雅紀
雅「…ねぇ潤くん。俺といて楽しかった?」
……え?
潤「……な……なん…で?」
雅「…あんま俺の前で笑ってくれなかったからさ…他に好きな人がいたんじゃないじゃかって思って…ほら、潤くんは優しいから俺の告白が断れなくて嫌なのに付き合っちゃって…嫌いなのに俺が悲しむから別れ話が切り出せないのかなって…」
潤「…………」
