テキストサイズ

いろいろ嵐 〜短・中編小説~

第6章 遭遇 〜相葉×松本〜

嫌なわけないじゃん…

嫌いなわけないじゃん…

俺は雅紀のことが大好きだよ?

でもこんな俺とつり合わないんじゃないかって…


そう言いたいのに喉元で言葉がつっかかってしまう


雅「……こんな俺のために潤くんの大切な時間くれてありがとね………でも、俺は潤くんのこと大好きなまま死にたいから……さよならは言わないでほしいな…って最低な我が儘だよね…(笑)」

潤「………死ぬって…?」


雅紀が何を言っているのか理解出来なかった

ねぇ、好きなまま死にたいって何?


雅「このままだと確実に追いつかれて襲われるから…潤くんには生きててほしいし幸せになってほしいから……俺が行けって言ったら思いっ切り逃げて?いい?全力で走るんだよ?潤くん100m5秒で走っちゃうでしょ?(笑)」

…こんなときでさえ俺を笑わせようとするんだから…

優しすぎるよ雅紀

でも俺、雅紀を置いて逃げるなんてできるわけないじゃん


だって俺が好きなのは雅紀なんだもん


俺には雅紀しかいないんだよ…


雅紀がいたから幸せだったの…






ストーリーメニュー

TOPTOPへ