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いろいろ嵐 〜短・中編小説~

第6章 遭遇 〜相葉×松本〜

つり合う、つり合わないなんて…

なんてくだらないことで悩んでたんだろう

周りの目なんてどうでもいいのに

俺らが幸せならなんでもいいのに

雅紀には他に好きな人がいるなんて思ってごめんね

ずっと好きだって伝えてくれてたのに

気付くのが遅すぎるよ俺…

ホント馬鹿…


影はもうすぐそこだ


雅「………短い間だったけど本当にありがと…」

本当にこれで最後になるかもしれない


でもちょっと変な感じがする

なんかこの熊…俺たちのこと襲う気がないような……

めんどくさそうに歩いてくる



思い切って足を止めてみる


雅「っっ潤!!!」


熊の動きも止まる


俺は雅紀の手を強く握って、たくさん息を吸って熊の目の前で言ってやったんだ



潤「俺が本当に好きな人は、隣にいる相葉雅紀です。雅紀以外好きになるとかありえません。2人とも考えすぎて、かなりすれ違ってたけどもう大丈夫です。」





そう一気に喋りきると熊は小さくグゥァと鳴いて来た道を走って戻って行った






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