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いろいろ嵐 〜短・中編小説~

第6章 遭遇 〜相葉×松本〜

緊張から解放されたからか2人してその場に崩れ込む


潤「……はぁ…怖かった…」

雅「…俺ら生きてる?」

潤「生きてるよ(笑)」

雅「………」

潤「…俺ずっと雅紀には別の相手がいるんじゃないか思ってた。その相手にも俺みたいに優しく接してるんじゃないかとか、嫉妬して。雅紀はこんな嫉妬深くてめんどくさい俺なんかと付き合ってていいのかって周りの目気したりして」

雅「そんなこと…………」

潤「俺は架空の相手に嫉妬して、変に周りの目を気にしてた。俺らが幸せなら周りなんてどうでもいいのにね…俺らただすれ違ってただけなんだよ。両想いだったのに(笑)」

雅「…………そっか…」


雅紀の声が震えている

やめてよ…俺まで泣いちゃうから…

繋いでた手を解き、恋人繋ぎにする


雅「…潤くん……」


雅紀の正面に座ってしっかり目を見て言うんだ


潤「俺らもう1回やり直さない?今度はすれ違わないように、不安があったらなんでも話すようにしてさ…」








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