無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

智「んっ……うっ…んっ…」



イヤらしい水音を奏でながら動く指先。



時折喉元を逸らせたり、


扱く早さを早めたりして自分を高めていく。



やがて、ただの水音だったものは次第に粘り気を帯びていって、



智の喘ぎ声に絡み付いては、



糸を引きながら指先を伝い落ちていった。



智「あっ…あっ…いっ…い…」



イきそう…と、声にならない声をあげ白濁を迸らせながら、ガクリ、と智の体が前傾する。



しばらくして、はぁ、と弱々しく息を吐くと、



虚ろな目をこちらに向けた。



「気持ちよかった？」



頷く智に歩みより、智の顔を持ち上げキスをする。



「エロい智を見せてくれたご褒美、あげるね？」



不満そうな顔をする智にそう耳打ちすると、智はますます顔を赤くして俯いた。



智「ほんと…に…？」


「うん。」