マリア
第24章 鎮魂曲
「じゃあ…俺を欲しいなら、自分で解して?」
俺に言われるまま、智は恥ずかしそうに両足を開き、白濁にまみれた指先を自分の後孔に沈めた。
智「んっ……」
入り口の襞一枚一枚を丁寧に広げるように自分のナカを掻き回した。
やがて前立腺に行き当たったのか、
智の体がビクン、ビクン と大きく跳ねた。
そんな智の顔をこちらに向かせ笑いかける。
「可愛いよ?智。もっと…もっと見せて?」
うっすらと微笑み、何か言葉を発しようとする智。
が、言葉が喉の奥に引っ掛かって言葉を発することが出来ない。
「お望み通り、気持ちよくしてあげる。」
後孔に収まったままの智の指先を引き抜き、
智の頬を両手でそっと包み込んだ。
「好きだよ…智。」
智「しょ…」
啄むように、軽く触れるだけのキスをする。
何度も何度も角度を変えながら段々と深いキスになってゆく。
舌で智の唇を抉じ開け、
甘い蜜を交換するように舌を絡ませあった。
存分に、智の口内を味わったあと、
智の両足をさらに左右に大きく開き、足を肩に担いだ。
「挿入れるね?」
智「ん……」
ゆっくり智のナカに俺を埋め込んでゆく。
智「んっ……ぁあっ……」
俺は、
折れそうなほどにしなる智の喉元に口づけた。
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