同窓会 SN
第2章 10年ぶりのアイツ1 翔
「おいっ、俺がまだいるだろ?うわ~…びしょ濡れだよもう…」
「あ、ごめん」
全然動じて無いな、お前。
絶対 悪いと思って無いだろ?
・・・まぁいいか
酔っ払い相手に怒るのも大人げない
「着替え、外に出しとくから」
「おお、サンキュー」
棚からバスタオルとバスローブを出して、俺も洗面所で濡れた服を脱ぎ始めた。
あ、そうだ、下着も用意してやらないと
確か新品のがあったはずだ。
そんなことを考えながらも ドキドキと早鐘のように打ち続ける俺の心臓
瞼の裏に 和也の裸体が焼きついて離れない。