同窓会 SN
第2章 10年ぶりのアイツ1 翔
一瞬目を丸くして俺を見たけど、再び眼光鋭く睨んでくる。
「どうせそれも悪ふざけだろ?もう、やめろって!」
「違う!・・・ふざけてなんかない・・・、さっきのキスも・・・ふざけてなんか ないんだ・・・」
真剣な顔で呟くと、和也はいつの間にか身体の力を抜き、手足をぐったりと投げ出している。
「和也・・・好きだ・・・。昔から・・・ずっと好き、だった。ずっと・・・こうしたかった・・・」
だから逃げないで、俺ともう少しこうしていて・・・
そんな想いを訴えかけるように 和也の胸に口づける。
尖りを舌で転がし、強く吸うと 再び和也が声を漏らす。
さっきより 甘い声だ・・・。