同窓会 SN
第2章 10年ぶりのアイツ1 翔
入会金も1回の料金も 目玉が飛び出るほど高いけど、
秘密は絶対に守られるし 変な病気も持ってない
勿論 個人的に連絡を取ることは固く禁じられてるから 飽きればそれっきり、後腐れもない。
そんな秘密クラブの会員には 俺みたいな実業家や、政治家、芸能人がわんさかいるらしい。
「お前、俺とヤリたいなら 俺にも金払えよ」
「え・・・?」
「次の就職先も見つからないまま、もうすぐ失業保険も切れるし、このままじゃ家賃だって払えないからな。・・・俺を抱きたいなら、俺を買ってくれ。」
「・・・本気か?」
「お前は男を抱きたい。俺は金が欲しい。利害は一致してるし、その方が割り切れていいだろ?言っとくけど俺はそっちはバージンだから高いぜ?」
「・・・・・・」