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裏小屋

第3章 山遊びと小屋探索

 それと、中蓋はご飯とおかずなどを一緒に作る時に使います。

 そうすることにより、燃料の節約と調理時間の短縮に役立ちます。

 例えば、ご飯を炊きながら、みそ汁作り(一人分にかぎる)。

 野菜をゆでる(じゃがいも、ほうれん草など……芋は中心が固かった)、ホイル蒸し(きのこ類、鳥ささみ、塩鮭など……そんなええもん持っていかん)、あと、レトルト食材を温めるとか……まあ、いろいろ出来るってことですわ。

 ふきこぼれ防止として、外蓋の上に石や薪を乗せて重石にすると便利。

 ちなみに、飯盒は2個持ってますが、ここ数年、使ってません。欲しい人、1個あげましょうか(笑)


 少し砂利が入った、砂飯となったご飯だが、飯盒で炊くと上手い。

 後から来る高橋の分を残し、山の中でカレーを食う。やっぱ美味いんだ。今まで、何度かやったけど、山の中のカレーって、むっちゃ美味い。この美味しさは、言葉では言い表せない。

 肉じゃなく、魚肉ソーセージだけどね。

 ちなみに、数年後、家で同じものをやったら、なんかスカみたいなカレーでした。

 食べてる間に高橋が到着。

「おう、ここにおったんか」

 なぜか、こいつだけリュックではなく、どこの部活に行くんだと言うようなボストンバッグでやってきた。

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