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　もうすでにカレーは作ってしまったわけで、肉は余る。カレー肉もバーベキューにしてしまおうということで、いったん、川を石で塞き止め、水溜まりをつくり、冷たい川の水で、肉を袋のまま冷却することに。

　高橋がカレーを食っている間に、飯盒と鍋を洗う。ちなみに、その時使っていた洗剤が、アウトドアショップで買った、自然の成分で作ってある洗剤で、カレーのついた鍋を洗って、それを川に流しても、すべて分解し、川を汚すことなく水に溶かしてくれるってやつ。

　だから、川に洗剤流しても、魚やカニなどの生き物が問題なく暮らしていけるという優れもの。さすがに、直接飲むのは問題かと思われますが、自然の中だからこそ、微生物もいて、それらも分解を手伝ってくれる。でも、当時あったのはのちに、溶けきれず分解出来ないのが残り、環境汚染の問題があったので、現在売っているのは、もっといいやつだと思われます。

　高橋の食事が終わり、しばらくゆっくりしておりました。


　のんびりの川に浸かったり、カニを捕ったり、誰かが捨てていったグリル用の網を拾ってきたり。

　桝本と高橋は適当に切ったカレー用だったはずの肉と、おそらく余るであろう鶏肉と豚肉に塩をかけ、洗ったグリルの網の上に並べ、しばらく天日干しにしていた。