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蜘蛛♠

第1章 幻影旅団



川澄『うん!持ってくね(*´∀`)
ちょっと特殊な柔らかい入れ物に入
ってるんだけど、上下に刺激を与え
ると硬くなって液体が出てくる仕組
みになっててさぁ(^-^)
まぁ、そこはあまりしないでね~~
~(*´∀`)』

S子『何それ~(笑)分かった~(^-^)
M奈も喜ぶかも~(^-^)
じゃぁ、また後でね~!!!』


一通りLINE読んだ後、川澄は深くため息をついた。
まるで情報が得られない……
というよりLINEの内容をみて深く落胆した。
自分は何て下品な言葉を発しているのか………
己の欲望を満たすために完全に我を見失っていた。

もはや情報は得るのは難しかった。
だがまだ1週間ある。
その間にLINEで探りを入れ過去の情報を引き出すしかない。

そしてもう一つだけ気がかりな事…………

関口が動画配信中に人格が変わり、うっかり声を出さないかどうか………。

こればかりは運を天に任せるしかなかった。

川澄はそっと目を閉じ再び羊を数えだした。
心なしか羊がS子に見えてきた。

※この小説は半分フィクションです。

次回、舞台は決戦の地へ!!!!!
幕を切って落とされる!!!!

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