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好き心少なからず

第1章 クラス委員~新田×二階堂~

「本当は明後日まで。忘れないうちに出しちゃった方が良くない?」

首を傾げると、さらさらの黒髪が肩を滑り落ちていく。

「あ…そうだね」

髪の動きに見とれて、一瞬返事が遅れた。

「じゃ、今から書く?」

「付き合ってくれるの?」

そう聞くと、二階堂さんは驚いた表情を浮かべて…

「ええ、勿論」

にっこりと微笑んだ。

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