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光の道

第14章 いやだ、死にたくない




「よくみろ!砂場!」

そういって、佐藤海斗は砂場を指差した

わたしは、ゆっくりと振りかえって、砂場を見た


『砂…なくなってる…』

砂場の砂がなくなっていた。

それだけじゃない。

砂場は砂の代わりに、何か透明の液体が太陽に反射して光っていた。

「いこう。慌てると、危ない。」

そう言った佐藤海斗の顔は真剣だった

わたしは、黙って頷いた

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