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光の道

第4章 3号館


私は、ふと寺島くんの方をみた。

(寺島くんは、叫ばない…?)

おかしい…。
なんで寺島くんだけ?

私が、寺島くんの方を見ると、佐藤くんが既に寺島くんを床におろしていた。

私は、佐藤くんの方に近寄った。

すると、佐藤くんが寝かされた寺島くんの隣に立ち尽くし、見つめたまま固まっていた。

『佐藤…くん?』

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