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マジカル☆ステッキ

第5章 軍艦ルークス



「遠慮することないのに」

「……そう思えるのは、あなただけよ」

 てっきり客室にでも案内するものかと思っていたアリサだが、軍艦ルークスにはそんなに部屋があるわけでもなく王族が利用する時と同じ部屋へとラックワードは導こうとした。

 アリサは、さすがにそこまで図々しくできず、王族使用人の控室を借りることにした。

 一般人が軍艦ルークスに乗ること事態あまりよく思われないことなのに、王族の部屋を使えば何を言われるかわかったものではない。

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