マジカル☆ステッキ
第3章 アリサとヨシヒロ
「行くよヨシヒロ」
アリサはマジカルステッキを繋がった場所へと導く。
「アリサ……そんなに絞めたらいっちゃ……う」
何もわからずに終わった初めての時とは違い、マジカルステッキをあてがうソコが熱くヨシヒロをギュウギュウと締め付けた。
「だめヨシヒロ、頑張るんでしょ」
アリサは終わらせたくなかった。
早く終わらせるためだったのに、それを拒むかのように腰が動いてしまう。
「も、もぅ、だめっ」
体内に熱いヨシヒロの液が放たれ、ヨシヒロはぐったりと倒れ込んだ。
「…………」
言葉にいいあらわせない感情。
もっと、もっと、とカラダがヨシヒロを欲しがっているのがわかる。