マジカル☆ステッキ
第3章 アリサとヨシヒロ
ヨシヒロのモノを自身にあてがい、アリサは未知な感情から逃げたくて、早くことを済ませようとしていた。
「あっ……ああ」
初めての時とは違いずぼぼっと飲み込むようにヨシヒロのモノが入ってゆく。
「アリサ……大丈夫、さっきから無理してない?」
ことを急ぐアリサにヨシヒロは不安になり、彼女が心配になる。
だけどアリサは優しく微笑んだ。
「無理とは違うから」
この瞬間、やっとアリサは気づいた。
焦る必要も不安になることもなかったんだと。
アリサの求めていた喜びで満たされる。
ドクドクと波打つ熱いヨシヒロが、アリサの中で圧迫してくる。
それが────
「あ……アリサ、気持ちいいの?」
────言わないでよ。
確認されると淫らなようで恥ずかしい。