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禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸(改訂版)

第3章 夜に紛れて




激しく腰を振って、ぁたしの胎内に白濁を出せばそれで終わり。


まぁ、ぁたしもヤバいと思って、ピルは常時服用してるけどさ‥


幾ら避妊と言っても、冬二みたいに生出しする男は沢山居る。


男って自分勝手‥‥


そんな男に抱かれるぁたしも、人の事なんて言えないけど‥


忘れていたい、ただそれだけの為に、毎日男に抱かれる日々・・



「冬二これからどうするの?」


行為が終わって、一服している冬二に向かってひとこと‥



「ん?
流してる連中と落ち合うさ、俺が居なきゃ締まんないだろうが」


「そう‥‥‥」


冬二と朝までラブホなんて無い‥
終わったら、直ぐにラブホから出て何かを始める。


「じゃ、シャワー使って来る」


ぁたしは一服していた煙草を消して、バスタオル一枚でシャワーに‥‥


こんな事は何時もの事、そう自分に言い聞かせて、冬二の痕が残る身体を洗い流す。






「じゃぁな、気が向いたら後で来いよ」


「うーん‥考えておく‥‥」


冬二とは、ラブホの前でバイバイ‥


どっちも見付かりたく無いから、これで良い。



「あーあ‥
茶店も閉まっちゃったし、どこ行こうかなぁ‥‥」


家に帰るという選択肢は‥無い‥‥


明け方まで帰りたくない、あの場所は眠るだけの場所で、それ以上居たく無い。


何時ものクラブでも行こうか??


そんな事を思っていたら、彼奴が声を掛けて来た・・・・・







「倉原!!」


「・・・えっ!?」


そこに居たのは、ガッコの教頭吉田春夫‥


なんで?


なんでコイツが此処に居るのよ?


40過ぎで、生徒に評判の悪い糞教頭が‥‥



「とんだ夜遊びだな倉原、未成年が男とラブホか??」


「・・ちっ・・」


完全に見られたワケだ‥


ぁたしとした事が迂闊だった‥
よりにもよって、吉田なんかに見られるなんて‥‥


こりゃ、退学覚悟だわ・・・・・


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