禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸(改訂版)
第4章 脅し-奴隷契約
だけど教頭なんだから、直ぐに職員会議って話しになるんじゃないの?
なんで、こんなまどろっこしい話し方をするのよ!?
「娘が退学となると、親の出世にも影響が出るよなぁ‥」
「だから、どうしたいのよ‥
どうせ証拠は持ってるんだから、サッサとぁたしを退学にすれば良いじゃん」
「それも良いがな‥
もっと面白い事がある、この写真と倉原お前の身体で契約と言うのはどうだ??」
「はぁ!?」
なんでぁたしの身体??
吉田は何を考えてる?
「この写真がある限り、お前は俺から逃げられない‥
黙っていてやる代わりに、お前の身体を差し出せと言ってるんだよ!」
なんて奴!!
この写メで、ぁたしを脅す気なの!?
「退学か、倉原お前が従うか2つに1つだ‥
逆らえば退学だけじゃない、ネットにも流すぞ‥‥」
「くっ‥‥
分かった、従うわよ‥」
こんな奴にっ!!
でも、あの人には知られたくないし、桜達を悲しませたくない‥
そうなると、ぁたしの選択は1つだけ‥
吉田の言う事を聞く事‥‥‥
「それで良い‥
明日と同じ時間に、此処に来い分かったな」
「分かった‥‥‥」
ニヤケ顔で、携帯をコートのポケットに入れ、吉田はアッサリと歩いて行ってしまう‥‥‥
「・・どうしよう・・」
ああ言った以上、明日此処に来なければ退学にネット流出‥‥
それはイヤだ‥
ぁたしは吉田の言う事を聞くしかない‥
何をする気か知らないけど、吉田はぁたしの身体と言った。
身体目的‥‥‥
男なんて、やる事はみんな一緒だ、吉田もただヤりたいだけなんだろう。
それなら、少し我慢すれば良いだけの話‥‥
ぁたしはこの時、そう思っていた・・・