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君のKISSに夢☆CHU

第13章 KISSの嵐

輝愛の肩に手を掛けて、顔を近付けるけど、息がかかったりしないかとか、変な心配をしてしまう。

輝愛から香る甘い香が、私をクラクラさせる。

この香水の香のように、甘く甘く溶けてしまいたい。

甘いKISSがしたくて、輝愛の形の良い唇を指でなぞってみると、私を誘うかのように、唇が開く。

その間から出てきた舌が、私の指を優しく舐めて、そのまま吸いつかれた。


「あんっ…はぁっ…。」


指先に全神経が集中したかのように、指先から快感が走り抜ける。

丁寧に指を舐められて、私の体は疼いて仕方ない。


「輝愛…KISSさせて…。」

「いつまでもKISSしてこないから、俺から仕掛けたのに、逃げるなよ。ほらっ、今度こそお前からしてくれよ。」


瞳を開けて、クスッと笑った輝愛が私を引き寄せた。


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