テキストサイズ

君のKISSに夢☆CHU

第5章 case3,CAFE☆年下の男


店を出ると来騎が、私の手を握ってくる。

咄嗟にその手を離そうとすると

「だめっ。もうこの手は離さないからね。」

来騎が頬を膨らませながら可愛く睨んだ。

なんなんだろうか…?

この甘えたな感じの可愛い仕種は…。

自分が可愛いキャラなら似合うと思い、わざとやっているのか…?

それとも本当の姿なのか…?

そんな事を考えながら、私はハッとした。

すでに、こうやって来騎に興味を示してしまっている自分がいる。

完全に来騎の策略にはまっているような気がした。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ