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君のKISSに夢☆CHU

第5章 case3,CAFE☆年下の男


「家に着いたら、僕の話するよ。ここじゃなんだから、ねっ。いこっ。」

首をちょこんと傾けて、瞳をキラキラさせて来騎が私を見つめてる。


まったくぅー、この子はイチイチ可愛いなぁ…。

ほんとズルイ。


「わかった。ちょっとだけ、お邪魔するだけだからね。」

「うん!いこう!いこう!」

そう言って、伝票を取り先に来騎は会計に向かった。


話の流れでこんな展開になっちゃったけど…。

今日、暇だったし。

まっ、いっかぁ。

楽しそうに歩く来騎を追って、入口に向かうと、来騎と話していた店長に声を掛けられた。


「料理どうでしたか?お口に合いました?」

「すごく美味しかったです!1人でもまた来ますね。」

「ぜひ!お待ちしてます!あ、あと来騎すごくいい奴なんで、これからも仲良くしてやってください!」


財布にお釣りをしまっていた来騎が近づいてきた。

「おい!余計な事言わないで!」

焦る来騎が面白くて、店長と二人で笑ってしまった。

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