君のKISSに夢☆CHU
第6章 case4☆運命の男?
「うん、わかってるよ。気を付ける。」
「もし良かったら、今日のお礼に一緒に行こうか?」
数哉と一緒に行ったら、彼と近付けないよ。
正直、1人で行くのも怖いけど…。
「大丈夫だよ。会員制のお店なんだし、危ないとこではないんじゃない?そんな有名なんだし。」
「うーん。だからこそ、危ない事もあるかもだぞ。気を付けろよ。」
「心配してくれて、ありがとう。」
高嶋さん…。
彼は一体どんな人なんだろう?
謎のお店に、不安を持つよりも、彼に会いたいと思う気持ちの方が強かった。
何より彼のKISSを、もっと知りたかったから。