君のKISSに夢☆CHU
第6章 case4☆運命の男?
「桜音、これからどうする?まだ昼だから、この店まだ開いてないだろうけど、店まで行ってみるか?」
「えっ?場所わかるの?」
「あぁ、なんとなくだけどわかる。行ってみる?」
突然の数哉の提案に心が弾む。
「うん。行ってみたい!」
こうして、私と数哉は高嶋さんが働いているらしいbarを見に行く事にした。
場所だけでもわかれば、次行く時に迷わなくてすむし、数哉に感謝しなきゃね。
どんなお店なんだろう。
1人でも入りやすいお店だったらいいなぁー。
そんな事を考えていたら、あっというまにお店の近くに着いたようだ。
「確か、この辺だったはず…。」
数哉と二人で辺りをキョロキョロとしていると、前方にそれらしきお店を見つけた。
「あぁ、あの先のオシャレな店が多分そうだな。」
「へぇ、結構近くだったね。」
私達はお店に向かって歩き出した。