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｢あっ！そうだ。今度さ、僕がﾊﾞｲﾄしてるお店に連れて行ってあげるよ。｣

｢ﾊﾞｲﾄしてるの？｣

｢うん！ﾓﾃﾞﾙ事務所が経営してるbarなんだけどね。会員制だから、普通の人は、入れないんだよ。｣


数哉と見に行った、あのお店の事かな？

来騎は、高嶋さんの事知ってるのかな？

でも、なんかいきなり違う男の人の事聞かれるのも嫌だよね…？

そう感じて、来騎に高嶋さんの事を話すのはやめた。

｢この前たまたまお店の前通ったんだよ。実はﾎﾟｽﾀｰに来騎載ってるの見たんだ。｣

私の告白に来騎はﾋﾞｯｸﾘした顔をする。

｢なんだぁ、教えてくれれば良かったのに。いつでも連れて行くのに。｣

｢なんか、言えなかった。ごめんね。｣