君のKISSに夢☆CHU
第8章 ダイニングbar☆MOON
鮮やかにシェイカーを振る姿も格好いい。
本当に素敵なお店だなぁ。
「お待たせ致しました。」
目の前のカクテルグラスにお酒を入れてもらう。
淡い緑色が綺麗にでていて、見てるだけでも美味しそうだ。
「いただきますっ。」
一口飲むと口の中にミントの香りと生クリームの甘味が広がる。
美味しいっ。
作り手さんによって、若干見た目も味もかわるから、カクテルは面白い。
「お味はいかがですか?」
「ミントがきつすぎなくて、とっても美味しいです。」
「良かったです。」
私が微笑むと目の前の店員さんも、優しくほほえんだ。
カウンターの中にいる店員さんは、今は二人。
ここに来騎が入って今日は三人なのだろうか。
お店の中を見ても他に店員さんはいない。
高嶋さんは残念だけど、見当たらなかった。
今日はお休みなのかな?