【HQ!!】歌姫少女裏切りを知る
第3章 はじまりは
「・・・倉凪さん。ドリンク作りに行きましょうか」
倉「あっ、はい!」
真面目なフリして私に押し付ける。そうでしょう?
倉「それじゃあ、私の分までよろしくね」
ほら。典型的な悪女
「いいですけど、あなたはどうするんですか?」
倉「ふふ。決まってるでしょ?あんたがドリンクつくって、私が渡す。皆の信頼は私が貰う。あんたはここに要らなくなる。わかった?」
「・・・そうですか。わかりました」
結局私はすぐに居なくなるんだから、何をしたってかまわない
でも、それで後悔するのは君だよ。まあ教えないけど
「ドリンク、できました」
倉「わぁ!ありがとぉ!じゃああんたはタオル持ってきて」
「・・・はい」
いつまでも言いなりだと思うなよ?
~・~・~・~・~
タオルを持って体育館に入ったら私に睨みを利かしてる人達が数名
まあ何をどうしたのか大体予想は付く
「あ、の、どうかしましたか?」
及「はぁ、お前さぁ、倉凪ちゃんに仕事押し付けるの辞めてもらえる?」
ほぉら。やっぱりこんなこと
「押しつけてませんよ。まだ仕事したことの無い倉凪さんに押し付けるとか、あり得ません」
及「・・・へぇ。じゃあこのドリンクはお前が作ったって事でいいんだね?」
「はい」
及「だってよ?倉凪ちゃん」
倉凪さんが言いふらしたんだもんね。仕事押し付けられるって
倉「先輩っ!嘘つかないでくださいっ!私にドリンク押しつけて自分は簡単なタオルだけなんて、不公平じゃないですかっ!」
ああ、歌姫兼役者の私から言わせたら、演技力、皆無
「だから、私は押しつけてないと言いました。ドリンクを作ったのは私です。今日、ドリンクの味変わりましたか?ちがう人が作ったなら少しくらい味も変わります」
倉「そ、れは」
「完璧に同じものを作れる人なんていません。味が変わったのならそれは私が作ってないと認めます。でも押し付けるくらいなら、全員の味が変わるはず、ですよね?」
今はこのくらいにしておこう
「・・・タオルです。はい、及川君」
及「あ・・・うん」
そんな気まずそうに取らないでよ
「・・・及川君、あとで話があります」
及「・・・わかった」
もともと信じてなかった『絶対守る』の言葉
でも、少し私は期待した
やっぱりダメだったね
このことを、君に伝えてあげる
倉「あっ、はい!」
真面目なフリして私に押し付ける。そうでしょう?
倉「それじゃあ、私の分までよろしくね」
ほら。典型的な悪女
「いいですけど、あなたはどうするんですか?」
倉「ふふ。決まってるでしょ?あんたがドリンクつくって、私が渡す。皆の信頼は私が貰う。あんたはここに要らなくなる。わかった?」
「・・・そうですか。わかりました」
結局私はすぐに居なくなるんだから、何をしたってかまわない
でも、それで後悔するのは君だよ。まあ教えないけど
「ドリンク、できました」
倉「わぁ!ありがとぉ!じゃああんたはタオル持ってきて」
「・・・はい」
いつまでも言いなりだと思うなよ?
~・~・~・~・~
タオルを持って体育館に入ったら私に睨みを利かしてる人達が数名
まあ何をどうしたのか大体予想は付く
「あ、の、どうかしましたか?」
及「はぁ、お前さぁ、倉凪ちゃんに仕事押し付けるの辞めてもらえる?」
ほぉら。やっぱりこんなこと
「押しつけてませんよ。まだ仕事したことの無い倉凪さんに押し付けるとか、あり得ません」
及「・・・へぇ。じゃあこのドリンクはお前が作ったって事でいいんだね?」
「はい」
及「だってよ?倉凪ちゃん」
倉凪さんが言いふらしたんだもんね。仕事押し付けられるって
倉「先輩っ!嘘つかないでくださいっ!私にドリンク押しつけて自分は簡単なタオルだけなんて、不公平じゃないですかっ!」
ああ、歌姫兼役者の私から言わせたら、演技力、皆無
「だから、私は押しつけてないと言いました。ドリンクを作ったのは私です。今日、ドリンクの味変わりましたか?ちがう人が作ったなら少しくらい味も変わります」
倉「そ、れは」
「完璧に同じものを作れる人なんていません。味が変わったのならそれは私が作ってないと認めます。でも押し付けるくらいなら、全員の味が変わるはず、ですよね?」
今はこのくらいにしておこう
「・・・タオルです。はい、及川君」
及「あ・・・うん」
そんな気まずそうに取らないでよ
「・・・及川君、あとで話があります」
及「・・・わかった」
もともと信じてなかった『絶対守る』の言葉
でも、少し私は期待した
やっぱりダメだったね
このことを、君に伝えてあげる