露出狂☆ ~淫乱ドS王子と変態育成ゲーム~
第2章 いきなり大ピンチ!? はじめての露出狂☆
「その自動販売機にタッチして戻ってこれたら、今日の変態ゲームは終わりにしてあげる…」
沖田君はさも、感謝しろよ。といいたげな声だった。
「・・あんなところまで」
今日のゲームの終わりが見えたとはいえ、あまり安心できる訳ではなかった。
「無理ゲーだよ…」
自動販売機にたどり着くには、少なくともいつ車が来るか分からない前の道を渡らなければならない。
普段なら造作もないことだが、服を着ていない今は、とにかく運のよさと、そこまで行く勇気にかけるしかなかった。
「はやくいけよ葵? 5分以内にタッチできなかったら、今すぐ動画をばらすから…」
「えっ…!」
ここにきてどS王子は私に時間制限をかした。
もうやるしかない!