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サバイバルやってみた話

第4章 パカーン

 けど、ほんま、あっちゅう間やね。


 でも、夕暮れ時に山の中で食事って、ある意味、贅沢だよなって。


 食材はただで手に入れたものばかりだしね。


 これ、自分の料理の腕がいいとか悪いとかじゃなく、素材が美味かった。カエル、鶏肉みたいに、美味かった。


 余ったノビルの球根を湯通しして、それに味噌をつけて食ったらうまかったなぁ。


 食事が終わり、二人してコッヘルを川で洗う。この時使ってる食器用洗剤が、アウトドア用で、油汚れとかを分解し、なおかつ、川に流しても水で分解され、自然水に戻るってすげえやつ。水を汚さない洗剤が。だから、魚がその水飲んでも大丈夫なんだって。


 すると北岡「ちょっと待ってて」とその場から離れた。


 ウンコかな?


 ちなみに、大便がしたいとき、紙とスコップをもっていく。


 紙は、土に埋めたら、分解されて土になるって紙。だから高い紙なんだ。


 少し穴を掘って、そこに投下。肛門を拭いたあと、紙と一緒に埋める。


 普通のティッシュや、トイレットペーパーは、ちゃんと持ち帰ってください。本当はウンチも持って帰るのがマナーらしいけどね。


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