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サバイバルやってみた話

第4章 パカーン

 さて、北岡のサウナ遊びをほったらかしにして、自分は夏の夜空を満喫していた。


 少し曇ってたけど、夜空を眺めながら寝そべってるとね、蚊に刺されますし、アリが上がってきます。


 だから、外で寝るのはやめましょう。


 テントに入ると、スルメ臭かった。散乱したスルメがそのままで、蒸したテントの中で別の匂いを足してやがった。


 そんなこんなで、テントの中を掃除し、空気を入れ替えて、寝たのは早かったな。すぐ寝た。


 疲れたんだな。汗臭いおっさん二人がバカみたいにはしゃいでさ。


でも、いいんじゃないの!?


 生きてるからできることよ。


 現代社会に生きてきてさ、働いて、上からごちゃごちゃ言われるより、すべての当たり前を置いてきて、自然の中に服を着た0状態身を置くのは、ある意味、自分の中にある、なにかを見つめなおすいいきっかけに……「おーい、有馬温泉で汗流して帰ろうや」ならないか(-_-#)


 てか、サバイバルで0の状態を6ぐらいにしてたのはこいつだ。


 最後、テントの前で記念撮影って時に、我輩の携帯が川にドブン。


 パニックになりながら、朝の10時、山を出ました。


 で、夕方まで有馬温泉で遊んで帰りました。



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