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サバイバルやってみた話

第2章 ハンバーガーが恋しかった

 森林浴を楽しみながら、薪を探してる間に、夏のキノコもチラホラ……キノコはなぁ……。


 ただ、勝手に乾燥されたキクラゲを見付けた。これは、水で戻せば使えるってことで、ゲッツ(ダンディ坂野風に)。


 しかしまあ、自然の中だと言うのに、いろいろ廃材が、いたるところにあるんだよ。ゴミをここまで持ち込むのかねぇ。


 昔、キャンプ場か、なにかの施設だった名残がある場所があった。


 炊事場があったんだ。だが、水道なんて水は出ないし排水口は砂でうまり、雨水が溜まってんだ。中にはボウフラがピンコピンコ動いてる。蚊に孵化しそうなやつがいたから、抹殺。


 で、まな板に使えそうな板を見付けて、これを持ち出すことに。


 北岡、魚釣れてんのかね?


 なんか、よゐこのサバイバルでいう、僕が有野で北岡が濱口みたいな感じになってるな。


 さて、北岡が戻ってきた。


「魚釣れんかった。その代わり、こんなん捕れた」


 捕まえたのが、ザリガニ数匹とヘビ1匹。


 朝とヤル気が違いすぎんだろっ!!


 なに、突然本気サバイバルやってんだよ!


 蛇は下処理済みで、首落とされて、内臓取って、皮が剥がされていた。


 いよいよ食材を使って、昼のサバイバル料理がはじまります。




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