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KIND KILLAR

第1章 First love

O 「やっぱ、そうだよね!翔くん、趣味悪すぎ!」



涙を流しながら爆笑する智くんに言い返す。



S 「うるせぇなあ!高校ん時、三股かけられてたのはどこのどいつだよ?!笑」



O 「翔くんは昔っから変なのにしか引っかからなかったもんね!」



S 「それは智くんもでしょ!」



ひとしきり笑った後、智くんはさらりと物騒なことを言いはじめた。



O 「いやー、でも、よかったね?殺されなくて。まあ、オレ、腕はいいから、即死にさせてあげられるけど。」



その顔だとマジに聞こえるんだけど・・・。



S 「そのブラックジョーク挟むのやめて?あなたが言うと、マジに聞こえるから。」



O 「あはは。ジョークじゃないよ?」



S 「余計怖いわ。」



軽口を叩きあいながら、笑い合う。



軽口かどうかは謎だけど笑



でも、この感覚。



懐かしいな。



智くんとなら、どれだけ一緒にいても疲れない感覚。



波動が合ってるんだろうな。



S 「この後暇?再会記念に飲み会でもする?」



正直、いっぱい話したいことはある。



こっちの国に来てからは、友人と呼べるのが、潤やニノ、雅紀くらいだったから。



O 「いいねえ。どうせなら、なんか食べたいよね。なんか作ろっか?」



S 「お!さっすが!!よろしく。」



こうして俺と智くんの飲み会が始まった。

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