
KIND KILLAR
第4章 Robust you
S「智くん!智くん!!起きて!!遅刻するよ!!」
O「んー。」
ニノと雅紀による(強制)契約から1ヶ月。
智くんと一緒に暮らしてみて、思い出したことが一つ。
この人は、めちゃくちゃ寝起きが悪い。
いや、起きてしまえば、普通に動いてくれるんだけど、起きるまでが長い。
それもものすごく。
毎日、遅刻寸前出社。
受付のおばちゃんにも
「社長、毎晩のお楽しみもほどほどにね。」
と釘を刺される始末。
今となっては数少ない智くんの高校時代から変わってないことだから、あまり変えたくないんだよな。
授業中寝てしまった智くんを起こしてから移動して、何度も遅刻したあの日々を彷彿させてくれるから。
そうやって昔のことを考えていると、なんだか、あどけない寝顔が高校の頃の智くんに重なって、ふと手を伸ばした。
そのまま頬に手が引きつけられる。
その時智くんの体温を感じて、はっと理性を取り戻した。
S「っ・・・て!なにやってんだ、俺!!!」
そう叫ぶと、ようやく智くんが薄く瞼を開いてくれた。
ようやく姫のお目覚めだ。
O「んー。」
ニノと雅紀による(強制)契約から1ヶ月。
智くんと一緒に暮らしてみて、思い出したことが一つ。
この人は、めちゃくちゃ寝起きが悪い。
いや、起きてしまえば、普通に動いてくれるんだけど、起きるまでが長い。
それもものすごく。
毎日、遅刻寸前出社。
受付のおばちゃんにも
「社長、毎晩のお楽しみもほどほどにね。」
と釘を刺される始末。
今となっては数少ない智くんの高校時代から変わってないことだから、あまり変えたくないんだよな。
授業中寝てしまった智くんを起こしてから移動して、何度も遅刻したあの日々を彷彿させてくれるから。
そうやって昔のことを考えていると、なんだか、あどけない寝顔が高校の頃の智くんに重なって、ふと手を伸ばした。
そのまま頬に手が引きつけられる。
その時智くんの体温を感じて、はっと理性を取り戻した。
S「っ・・・て!なにやってんだ、俺!!!」
そう叫ぶと、ようやく智くんが薄く瞼を開いてくれた。
ようやく姫のお目覚めだ。
