今日も明日も 2nd season
第26章 青色クレヨン *青×黄*
キスはどんどん深くなり
胸に置かれてる指もいやらしく動き出す
敏感になった尖りを摘ままれたり、弾かれたりする度に
ビクビクと体の震えが大きくなった
「は、…ぁっ」
唇を離してくれた時には、収まりきらない唾液が俺の顎を伝っていて
それを舐め取った大野さんが、そのまま顔を下にずらしていった
首筋を辿って、鎖骨にキスをする
チクッとした痛みを感じて、おそるおそる目を開けたら
「付けちゃった」
てへ、と大野さんが可愛く首を傾げて見せた
「バカ!」
力の入らない腕で、思わず頭を叩く
「見えないって」
痛くなんかないくせに、つい、そこを擦る
「本当に?!」
「…多分」
大野さんは笑ったまま、胸の尖りに口付けた
「あ…っもう…!」
突然の濡れた感触に、背中が反り返る
指とは違う、その強い刺激に
自身に集まる熱も、一気に加速していった
ジーパンの上からでも分かるくらいに、そこが固くなってきている
…あまりのもどかしさに、無意識に涙が滲んできた
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える