無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

翔ちゃんの顔を見ながら、ねっとりと舌を絡ませていく

翔ちゃんが俺にしてくれる "感じるコト" を真似していけば、翔ちゃんだって堪らないハズ


「どうし…たん、だよ…お前…」

上がる吐息の合間に、翔ちゃんが優しく語りかけた


どうもしないよ

俺だって、欲しいと思う事だってあるんだよ


まして、今日みたいに

明らかな翔ちゃん狙いの客が来たら


"翔ちゃんは俺のもんだ"

って言いたくなるでしょ



「雅紀…っヤバ、い…」

せっぱ詰まった翔ちゃんの声に顔を上げる

快感に潤む漆黒の瞳は、それでも尚 "雄" のままで



それに目を合わせて笑ってみせる


"イッていいよ"

口ではなく、瞳で言って


だってそれだけで、翔ちゃんには伝わる


だから俺も、一気にスパートをかけた



「く…まさ、き…出す、ぞ…っ！」

ドクン、と口の中の質量が増したと思ったら

翔ちゃんから放たれた熱が、俺の咥内に広がっていった

全てを出しきるまで、口は離さない


全部俺の中に取り込むんだから