無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

歯列をなぞり、上顎をぐるりと舐めると

擽ったさに顔を逸らそうともがくけど


…離すわけないでしょ？
これからもっともっと気持ち良くさせるんだから


逃げるように奥に引っ込めた舌を引き摺り出して絡め取れば、くちゅくちゅと言う水音が耳に届く

にのの唾液と俺のが混ざるその音に、既に下半身がしっかり反応してしまった


飲み込みきれない唾液が、にのの口の端に綺麗なラインを描くから

それさえも、いやらしさを何倍増しにさせていて


もう、にのの存在そのものがエロい…


存分に咥内を貪り尽くしてから、そっと唇を離せば

濡れて光るにのの艶かしい唇が目に入って



「可愛い……」

「可愛くなんか…っ」

その涙目で、尚も強がるのが可愛いんだよ


耳の後ろに今度は唇を寄せて、そこにキスすると


「ひぁ…っ」

びくっとにのの体が震える


…なぁんだ
にのも、ここ弱いんじゃん

口角が自然に上がってしまう

ひとつひとつ、確認していこうかな

そしたらにの




……凄く乱れてくれそうじゃない？