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仔猫ちゃんとレジのお姉さん

第1章 🐱®

「名前は?」
「夢野といいます」

だから【スーパードリーム】に親しみが
……と、いう訳じゃないけど。

「ぁッ……この子の名前……」

仔猫ちゃんのかッ。

めっちゃ恥ずかしい勘違いッ。

「え……えっと……まだ……」
「私が名付け親になってもいいですか?」
「あ……ど……どうぞ」
「風鈴ちゃん。長いかな?風ちゃんかな。
鈴ちゃんも可愛いかも。どうしようかな」

『リン……リン……』

「リンちゃんッ!」
「リンちゃんッ!」

お姉さんも僕も負けじと叫んでいた。

『ミャーミャー』

『リン……リン……』

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