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准「お前も普通の人間だな？」


「どういう意味だよ？」



俺の両足を広げ、粘液にまみれた指先を後孔に差し込む。



「んっ……あっ…」


准「おい、あまり締めるなよ？指挿れただけだろ？」


「だっ…て…あっ…あっん…」



呆れたような口調の割には丁寧に、ゆっくり入口を解してくれる。



指がナカから引き抜かれると、催促するように上目で見上げながら鋼のような肉体にしがみついた。



准「何だ？俺が欲しくなったのか？」



片方だけ上げられた口角に、そうだ、って言えなくて唇を押し付けた。



髪を梳くように後頭部に回された指先。



少しゴツゴツしてて武骨だけど、俺の頭を優しく支えてくれる。



でも、絡められる舌は荒々しくて、息ができない。


苦しい、って言えなくて、


言葉は唾液と混ざりあって頬を伝い落ち、シーツを濡らした。



多分、「挿れるぞ？」って言ってくれたんだとは思うけど、



意識の遠いところでしか聞こえていなくて、



俺のナカに、熱くて硬いモノが挿ってきたことで、俺らは繋がったんだな？って理解できた。