
ハルくんの日常
第1章 入学前のハルくん
「帰ってきたの!?」
「おぅ、帰ってきた」
はわー、相変わらずのイケメン!
“和葉兄ちゃん”とは、6歳離れたお兄ちゃん!
留学してたんだぁ!頭良くて、容姿完璧!
「なんで!?なんで!?」
「何でって、ハル明日入学式だろ?」
「うん!そーだよ??」
「俺も行くよ。
ハルの入学式見るために来た笑」
あー、優しい...
俺も和葉兄ちゃんみたいになりたい!
ちなみに、もう1人のお兄ちゃん
“薫(かをる)お兄ちゃん”は一つ上
おじゃなくて、をだよ!
ま、発音上あんまり関係ないけどね〜笑
「ハル、ご飯食べたら遊ぼっか」
「っ!うん!!」
そうしてご飯をやっと食べ始める
「「「「いただきまーす」」」」
パクっ
うま!!
相変わらずお母さんは料理うまい...
「やっぱ母さんの料理が一番だよ」
「和葉ってば、相変わらず褒め上手やな笑
ハルとも仲良いし笑」
ちょっとサバサバした性格だけどね
「だって、和葉兄ちゃんと会うの久しぶりなんだもん!」
「えー、でも俺とハルとじゃ、対応全然違うよー?」
「薫は可愛くないからな笑」
「相変わらずの可愛い物好きめ」
「ハルはかわいーだけじゃねぇし」
「そんなん知っとるわ!!!」
んー、いっつもこう。笑
2人ともすぐ喧嘩しちゃう
「食事中!喧嘩しない!」
「「はーい」」
さすがお母さん。しっかりしてらっしゃる。
「ごちそー様でした!!」
食器を片付け、ソファに座る
すると食べ終わった和葉兄ちゃんが来て
「ハル、俺の部屋来いよ」
「うん!」
「あ、お...私ちょっくら出掛けてくるな!
ちょっと遅くなる!」
お母さん一人称「俺」らしい...
お父さんから聞いたところね笑
たまに俺っていいそうになってるんだよね笑
「俺も友達と約束してるから、夕方には帰ってくる、ハル待っててね!」
「うん!2人ともいってらっしゃーい!」
「「いってきまーす」」
「じゃ、行こっか」
「うん!」
